こんにちは、凡主婦ムーです。
長女の夏休みを機に、実家に長期帰省していました。
実家までは新幹線を使ってドアtoドアで5時間以上かかるので、長女が入園してからは夏休みと冬休みの年2回帰っている感じです。
普段気軽に行くことはできないので、自分の実家の近くに住んでいるママを見ていると羨ましくなることも多々あります。
美容院に行く間子供を預かってもらえたり。
上の子の行事や懇談会の間、預かってもらえたり。
もう、ホント、羨望です。
ハァハァなるくらい羨ましいです。
だけど2週間を越える長期で居座っているからこそ味わえた喜びがあったので、それをここで熱く語りたいと思います。
「お寝坊」は最大級の贅沢。
これがもうほんと奇跡みたいに最高でした。
考えてみたら、子供が産まれてからは、基本的に子供の起床時間が自分の起床時間になっているわけです。
その日のコンディションとかに関わらず、強制的に、絶対的に、1日が始まります。
本当はね、子供が起きる1時間前とかに起きて、落ち着いて朝の家事とか?コーヒーを飲んで1日の始まりに心を整えるとか?そういうできるママみたいなことしたいんですよ。
しかし平均5時半くらいと、子供達の起床が早いわが家。
それをしようと思ったら4時半起きですか。
無理だ。
さて。
Q.子供達に起こされて起きるのと、 会社の出勤に合わせて目覚ましで 起きるのとではそれほど違いますか?
A.全然違います。 たとえば目覚ましは、「やっぱり 今日は5時起き」とか勝手に時間変更 したりしないです。
良質な睡眠のために、「レム睡眠・ノンレム睡眠の概ね90分サイクルを意識して起床時間を設定すると良い」という話はよく聞きますが、当然そのように計画的にコントロールすることは不可能です。
「自分の起きたいタイミングで、起きる。」
これって「眠る」という事と同様に、実は生命にとってものすごく基本的な欲求なのかもしれないとさえ思うのです。
話を盛大に盛ったところで、わが家の話に戻ります。
夫が休みの日に、「子供達を遊びに連れていくから、その間たまには昼寝でもしときなよ」などと優しい言葉をかけてくれる時があるのですが。
しかし、その時が自分の眠りたいタイミングとは限らないわけです。
「むしろ今、誰にも邪魔されずクローゼットの片付けしたい」とか、別の欲求に喜びのベクトルを向けてしまうことがほとんどです。
昼寝って、「あー、なんだこれ、めちゃくちゃ眠い。5分でもいいから寝たい。」みたいな時にタイミングよく状況が許して昼寝できると、最高に幸せですよね。
しかしこの国においてそんなにタイミングよくシエスタをとれる成人は希少でしょう。
そこでなおさら思うのです。
昼寝より、たまにでいいから朝寝坊したい。
すればいいじゃんと思われるかもしれないですが、子供が起きたあと、(特に長女が)100%私を起こしにかかります。
大人でも子供でも、習慣が崩れることには抵抗感があるようで。
いつも一緒に起きている母親が寝ていると、子供も強い違和感を感じる。
そして、
「お母さんなんで寝てるの」
「起こさなきゃ」
となるようですね。
産まれた時から、“たまにお母さんが朝起きない”みたいな習慣をつけておくと、抵抗感なく朝寝坊させてもらえるのかもしれません。
これから出産される方は、ぜひご一考ください。
朝食の準備を任せられる
さらに、起きた後に必ずあるのが朝食の準備。
こういう、普段絶対的に組み込まれているものが、一時的に免除されることによる解放感。
もちろん一緒に手伝うんですけど、あくまでも主役は母であり、自分はサブ的立場でいられる。ここがすごく重要です。
全国の夫の皆様へ。
・なんだかよくわからんが最近妻がイライラしている。
・なんだかよくわからんが最近妻が攻撃的。
このような症状を感じておられる方は、ぜひ休日、妻へスペシャル朝食を作ってみられてはいかがでしょうか。
ギザギザハートが穏やかになって、子守唄を歌ってくれるかもしれません。
近くても遠くても
たとえば実家の近くに住んでいたとしても、それほど甘えられる環境にない方もいる。
一方で私のように、遠くても帰った時に「実家優待」を堪能できるケースもある。
そう考えると、実家が近い遠いに関わらず、甘えさせてもらえる今の環境に心から感謝しなくては。
そして、自分も自分にできることを周囲の人に返していかないといけないな、と思ったのでした。
以上、実家寄生祭を終えて心が少し浄化された凡主婦がお送りしました。