こんにちは。
今回は第二子を出産した際の産後入院中の話をしたいと思います。
当時娘は2歳半。出産への不安は色々ありましたが、一番の心配は産後入院中の娘のことでした。
長女はママっ子!不安だった産後入院
まず一番心配していたのは「夜の寝かしつけ」と「うんち」。これはパパともしたことがなく、ママとする!と決めているようでした。
どちらも生理現象だから、「これができなかったらめっちゃマズイな・・」と非常に心配していました。
出産は実家へ里帰り
かなり早めですが、予定日の約2ヶ月ほど前から実家へ。
長女の時も里帰り出産だったのですが、実はその里帰り直後の妊婦健診で急きょ切迫入院になった経験がありました。
実家に帰るには新幹線での移動もあるし、万が一里帰り前に切迫を言い渡されて、帰るに帰れなくなったりした日には、出産の全ての計画が狂う・・と心底ヒヤヒヤしていたのです。
娘がまだ入園前だったからできたことですが、結果的に早めから実家&ばぁばとの生活に慣れておけたのは良かったのかなと思います。
“陣痛がいつくるか”の不安
もうひとつの不安要素としては、陣痛がくる時間帯。
なぜか陣痛というのは夜にくることが多いと聞きます。私の長女出産の際も陣痛が始まったのは深夜でした。
深夜に陣痛がきた場合、実家の父は他界していて母しかいないため、寝ている娘を起こして連れて行くことになるのか?
もしくは近所にいる親しい叔母にみてもらえるよう頼んでおくか?だけど朝起きてママもばぁばもいない状態となると、娘の動揺も大きいのでは?
夕方ごろに陣痛がきたとして、日をまたぐことになった場合、娘は様子のおかしい母を前にしておとなしく家に帰ってくれるだろうか?
などなど、不安要素はつきませんでした。
とはいえこればかりは何も手を打ちようがないので、お腹の赤ちゃんに「お昼にきてね〜!」とお願いするばかりでした。
そしてそのお願いを聞いていてくれたのかどうかわかりませんが、朝から陣痛が始まり、息子はまさに理想通りの日中の時間帯に生まれてきてくれたのです。
いよいよ入院!私がやった作戦は?
毎日お土産を用意する
1日目

2日目

3日目

さてこの作戦について。
↑で描いたとおりなんですが、毎日お見舞いに来た帰りにお土産を渡すことで、帰ってからの楽しみをつくって機嫌よく帰れるようにする作戦です。
入院前にこっそり準備しておいたお土産たちを、これだけは絶対忘れないようにと入院グッズの中へ入れていました。
ほとんどは100均で揃えたちょっとしたものでしたが、娘にはしっかり効果があったようです。
3日目くらいには、「今日はなにかな〜♪」みたいな感じになっていました。
おやつ作戦
娘が面会に来ている間、もうひとつの楽しみは入院中の食事に含まれる“おやつ”の時間でした。
ケーキなどいつもと違う豪華なおやつを食べられるので、甘いものが大好きな娘は大喜び。
基本的に入院中の面会は「おやつを食べたら帰る」ことにしていたのですが、“ママといっしょに特別なおやつを食べて、ご機嫌になったところで帰る”という良い流れができました。

・・と娘が思ったかどうかはわかりませんが、とりあえず「大泣きしてなかなか帰らない」というようなことはなく、無事に4泊5日の入院生活を終えることができました。
寝かしつけ&トイレは大丈夫だった?
寝かしつけは、夫が休みをとって入院中は実家にいてくれたので、ほとんどはパパと寝たようでした。
普段は私としか寝ない娘だったので、「ちゃんと眠った」と聞いた時は本当にホッとしました。
日中目一杯遊んで疲れさせてくれた夫の頑張りにも感謝です。
だけどその後母が教えてくれたのですが、寝かしつける時に「ママがいい・・」とつぶやいて泣きかけたかと思ったら、泣くのを我慢して笑顔をつくった日があったようで、「無理して笑って・・かわいそうになっちゃったわぁ」と涙目で話してくれました。
これを聞いて、私も「まだあんなに小さいのに状況を自分なりに理解してガマンしてくれているんだ・・」と、健気な娘の頑張りを知り、胸がしめつけられました。そして入院の病室で泣きました。
もうひとつのトイレ問題。
これは一筋縄ではいきませんでした。
入院中に一度テレビ電話がかかってきて、「むぎちゃんがうんちしたいんだけど、ママがいいって言って・・!」とヘルプ要請がかかり、画面の中の便座に座る娘に「大丈夫!できるよ!」と励ますシュールなシチュエーションに。

今こうやって書いているとちょっと笑っちゃいますが、当時は真剣そのものでした。
なんだかんだで娘も諦めがついたのか、その時は電話を切ったあとにうんちができたようです。
あとは、面会中にうんちをして帰るような日もありました。
だけどそれまで毎日していたうんちが入院中は少なくなっていたようなので、やっぱり「ほんとはしたいけどガマンして出さない」みたいなこともあったんだろうと思います。
最後に
いま思い返しても、この時は2歳半の娘の頑張りにつくづく救われたなぁと思います。
子供って、親が想像しているより遥かに色んなことを察知しているんだということにも気付きました。
我慢する子もいれば、大泣きする子もいる。だけどみんな同じように不安を感じていることに変わりはない。
だとすれば、子供の反応に一喜一憂するよりも、伝えられる愛情は最大限伝えて、あとは子供の強さを信じるしかないのかなと思いました。
今回紹介した作戦も全員に通用するものではないと思いますが、もしも誰かの役に立てたなら幸いです。
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