





こんにちは、凡主婦ムーです。
2人目を考えているけれど(もしくは妊娠中だけど)、1人でもこんだけ大変なのに2人いたらどうなるんだろう・・。という方の参考になればと思って書いてみました。
尚、上の子の赤ちゃん返り問題と子供が増えたことによる金銭問題についてはここでは触れないものとします。
いまわが家には2人の子供がいるのですが、率直に言って大変です。
2人目出産前にママ友に「2人のほうが楽ってよく言うよね」と言われたことがあるのですが、いやいや。やっぱりお世話の必要な人間が1人増える大変さは、なかなかパンチがありますね。
ただ、1人目の時に感じた大変さがそのままコピペで増える、という感じではないです。単純な2乗ではないと。
大変さが✕2で増殖したのでは無く、合体したイメージでしょうか。

うん、分かりづらい。
わが家の場合単純に上の子と下の子を比べた時に、0歳時代のお世話の大変さでいくと2人目の方が圧倒的に楽に感じました。
実際2人目のほうがあまり手がかからないタイプでしたが、それ以上に上の子の存在感(もしくは破壊力)で下の子の課題が薄れるというか、天使にしか感じなくなるというか・・。
では何が大変かというと。
「おむつ替え」そのものは特に大変じゃないけど、イヤイヤ真っ只中の上の子がようやく準備を済ませてやっと出かけようとした矢先に下の子がウンチしちゃったり。
「いまウンチしますか?」
みたいな事が日常的に起こってきます。
要するに2人目を出産した後の大変さというのは、新生児が1人増えたことによる大変さというよりも、
「違うステージで手のかかる子2人がMIXされた化学反応により起こるもの」
で、
「各家庭でその化学反応は異なる」
ということではないでしょうか。
子供の年齢とか、性格によっても全然違ってきますもんね。
そして、2人いることで楽になる部分もありました。
では、実際に私個人が感じた2人育児の大変なところと、2人いることで逆に楽に感じたところをピックアップしてみたいと思います。
2人育児で大変なところ
単純に寝不足
新生児期の寝不足はもちろんあると思うのですが、里帰り出産をして1ヶ月ほど実家などでお世話になったりする場合は、むしろ以外と寝れちゃう印象です。
新生児の寝かしつけに関しても、「1人目はあんなに苦労したのに!2人目は寝かしつけが楽!」と言う話は結構な割合でよく聞きます。
が、問題は自分の家に帰ってから。
上の子が入園前に下の子出産となった場合に、まず上の子のお昼寝問題にぶち当たります。
上の子が自分で寝られるタイプの場合は、眠たくなったら自然と寝るので良いでしょうが、うちのように寝かしつけないと昼寝しないタイプの子の場合はかなり神経を使うことになります。(寝かしつけの最中に下の子が泣いて、上の子が寝るのに集中出来なかったり)
うちは下の子出産を機に、上の子の昼寝をなくしました。
そうするともう、朝起きてから夜寝かしつけるまで、ノンストップなわけです。
今まで昼寝の時間だけは少しホッとして家事をしたり一息ついたりできていた時間が皆無となるわけです。
さらに夜は下の子の夜泣き対応で何度か起こされるので、必然的に慢性的な寝不足が引き起こされます。
でも、これも上が入園してからの出産なら、全然違うんだろうなぁ。
同時にぐずった時が地獄
不思議と子供のぐずる時間ってありますよね。特に夕方。
これが2人同時に爆発した日には、もうお手上げです。
こうなると、もうどうしようも無いです。
開き直って、一緒に泣きましょう。
体力は確実に奪われる
2人分のお世話、2人分の要求、2人分の荷物、2人分の風呂・・以下略。
下の子を膝に乗せれば、上の子ももれなくついてきます。
体力は確実に要ります。
2人育児のいいところ
時間を持て余さない、子供の相手に困らない
これは人によると思うのですが、私は長女がまだおしゃべりしない時代、特にまだ自分で動けない時代は日々遊び方を持て余していました。
話しかけると言ってもまだあうあう言うだけの赤ん坊相手に、正直言って間がもたない。
まだおもちゃで遊べるわけでもなく、2人でいると静かで、孤独で。
今なら「貴重なねんねの時期を、もっとのんびり過ごせば良かったのに」って思えるんですが、児童館やら子育て広場にいそいそと出かけて、日々を過ごしていました。
長女が歩けるようになって公園遊びができたり、段々と意思疎通がとれるようになっておしゃべりをし始めたりして、ぐっと育児が楽しくなったことを覚えています。
その点、2人目は生まれた瞬間からやかましい上の子が常にいるので。
時間を持て余すこともなく、遊びも上の子との遊びに付き合っているだけで、下の子も刺激を受けて自然に楽しんでいる。
そういう意味でも、下の子のお世話は楽なのかなぁと思いました。
かまってちゃんの長女に遊び相手が増えた
これは年齢と、子供の性格にもよるとは思いますが。
うちの長女はとにかく誰かと遊びたいタイプで、全然1人遊びをしませんでした。
なので、2人の時は常に「ママ遊ぼう」となり、テレビを見ている時間以外はべったり。
それが下が生まれたことにより、家の中に遊び相手が増えてくれたのです。
もちろんごっこ遊びなど、「ママとしたい!」という時もたくさんありますが、下が1歳を過ぎて歩き出した頃から2人で遊んでくれる場面がすごく増えました。
ずーっと子供の遊びに付き合うというのは精神的になかなかキツイ部分もあるので、私はとても助かりました。
が、しかしここでひとつ注意が。
実はこれは表裏一体の部分でもあります。
「下の子が動き出すことで上の子のおもちゃや遊びを妨害して、上が癇癪を起こし、それをなだめるのに苦労する」
という方が強く出た場合には、むしろ大変なポイントになってしまうので、これもその家庭によるのではないでしょうか。
わが家の場合も、下がもっと大きくなってもっと主張するようになり、喧嘩が増えてくると一転して大変なポイントに様変わりするのかもしれません。
逆もまた然り。下の子にとって上の子は最高の遊び相手となる
うまく生きていく為の本能でしょうか。大抵の場合、下の子は上の子のことが好きです。
「上の子があやすとケラケラ笑う」なんて話もよく聞きます。
例にもれずうちもそうでした。
とにかく上の子と同じ遊びがしたいという思いが強いので、上の子が付き合ってくれれば最高の遊び相手になります。
わが家では現在長女が幼稚園に通っていますが、長女がいてくれる時間のほうが、ぐずることも少ないように思います。
私と2人きりになると、すぐ「おっぱい」になりがち。というのもありますが・・。
2人いることでそれぞれの良さに気付ける時がある
例えば、まだ良し悪しの分別がなく、手のかかる下の子をみた後に、改めて長女の成長を感じられたり。(やれることが増えるとどうしてもそれが当たり前のように感じてしまいますが)
なにかにつけて要求の多い長女の対応をした後に、まだまだ赤ちゃんぽさの残る下の子の可愛さが際立ったり(喋らないがゆえの可愛いさってありますね笑)
目の前にその子1人しかいないと、どうしてもその時々の大変さばかりが目につきがちな気がするんです。
対比してどうこう言うのはあまり良くないのかもしれないですが、私の場合は2人いることで良い面に気付かせてもらえることがしばしばあります。
大変なことも多いけど、やっぱり可愛い
2人いて大変なところ、いいところをピックアップしてはみましたが、自分自身の場合を振り返っても、子供の成長とともにそのポイントが変化していくのを感じます。
なので結局は、「こんな一面もあるな」という程度のことしか言えないんだなと書いてみて気付きました。
絶望の縁に立たされる日もあれば、すべてがうまくいくと思える日もある。
1人だろうと2人だろうとはたまたそれ以上だとしても、子育てはきっとそれの繰り返しなんでしょうね。(悟り)
私自身日々キャパオーバーで余裕がなく、感情むき出しの自分に反省はつきないのですが。
2人でキャッキャと言いながら楽しそうに遊んでいる姿などを目にすると、本当に心がほっこりとさせられます。
というわけで、月並みな結論になりますが。
1人でも2人でも子育ては等しく大変。
「決して楽ではないけれど、大変なことばかりでもない。」
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