長女(1歳2カ月)夜間断乳時の成功ポイントを振り返る

こんにちは、凡主婦ムーです。

長女(おむぎさん)夜間断乳時の記録を書いていきましたが、その時を振り返って、もしかしたら成功の要因になったかもしれないと思うポイントをあげてみようと思います。

♣夜間断乳の記録はこちら♣

そもそもこの記事を書こうと思った最大のきっかけは、

現在下の息子(ぼん・1歳7ヶ月)の夜間断乳に絶賛苦戦中のためです。

夜間断乳を考えている方の気持ちとしては、

いま、うちの子に夜間断乳は適した
時期なのか?
失敗する場合、成功する場合の違いは
なにか?
なるべくひどい夜泣きをさせないために
何が必要か?

このあたりが気になるところなのではないかと思います。

実際に私も長女の夜間断乳の際、上記についての手がかりを探るためにたくさんのサイトやブログを検索したものでした。

結論を言ってしまえば、子供それぞれに睡眠のタイプや授乳の状況も違っているので、確かな答えなんて無い。「信頼できる助産師さんに相談する」というのが一番なのでしょう。

とはいえ、ちょっとしたことでもすぐに相談できるような助産師さんが身近にいない方のほうが多いのではないでしょうか。

そして答えはなくとも何か少しでも手がかりを、目前に迫った戦いへのイメージを掴みたいと思うのが世の母の常。

順調に成功した第一子、苦戦した第二子の状態をふりかえって紹介することで、夜間断乳を考えている方の参考のひとつになればと思います。

今回はまず教科書通り(?)3日でほぼ夜間断乳が完了した、成功パターンの長女について。

苦戦中の下の子に関しては、今後の経過を見てまたまとめたいと思います。

そもそも何を夜間断乳の成功とするのか?

ここ、結構大事だと思うんです。

「おっぱいで寝ないこと」を成功の定義とするならば、おそらくママが子供の号泣に負けて授乳をしてしまわない限りは、すべての子供において成功するのではないでしょうか。

実際、「夜授乳で寝るクセ」を無くすことは、完全断乳にむけての大きなステップになりますし、離乳食の食べる量が増える子も中にはいるので、そういう目的であればとても良いと思います。

しかし、そもそも夜間断乳をする一番の動機は、

「夜ぐっすり寝たい」

これを第一に挙げられる方が多いのではないかと。

そう考えた時に、たとえ授乳なしで寝られるようになったとしても、

●しょっちゅう起きる(夜泣きがなくならない)

●夜中起きた時、授乳以外での寝かしつけに苦労する(長時間泣く・抱っこなどママに負担大の寝かしつけが必要・夜中寝られず覚醒して遊び始めるなど)

こういう状態が続いていった場合、

「乳あげてるほうが楽やんけ」

となる可能性が高く、成功とは言い難いのではないでしょうか。

つまり夜間断乳における最も完全なる成功とは、

「授乳なしで寝られるようになり、なおかつ夜泣きも劇的に減り、夜中に起きた場合もトントンなどで簡単に寝てくれる。」

ことだと考えます。

夜間断乳の成功につながった?当時の長女の状態

①活発に歩いていた

②生活リズムが確立していた

③長時間眠れるポテンシャルは持っていた

④意思疎通がなんとなく取れていた

⑤寝る前の習慣をつけていた

⑥第一子のため、この子の寝かしつけに専念できた

夜間断乳ミッションにおいてプラスに働いたのでは?と感じたのは、上記の6点。それぞれについて詳しくご紹介します。

①活発に歩いていた。

長女は歩き出すのが早く、9ヶ月から歩きはじめました。なので夜間断乳を決行した1歳2ヶ月の頃には日中かなり活発に動けるようになっていました。

私の周りのごく少数の統計の中では、夜泣きで起きた際に授乳以外での寝かしつけでうまく寝られず覚醒し、遊び出すパターンが、8・9ヶ月〜1歳頃の子に多いように感じました。

注)こちらはわたしの周辺の、ごく少数の統計に基づく、数値的根拠の全く乏しい推測であります。「ふーん、そんなこともあるのね。」というスタンスでご覧ください。

「歩き出してからの方が良い」というのは、よく完全断乳の目安で言われますね。

これって結局

日中しっかり体力を使って遊べる=(しっかり食べて)ぐっすり眠れる

この側面が大きいような気がします。

ママ友に「大丈夫!3歳になれば寝るから!!」と力強く言われて笑っちゃったんですが。(その時点でまだ子供は1歳半。折り返し地点ですやん!)

なかなかこの言葉が核心をついているな〜とも思ってまして。

日中の刺激が・・とか、眠り方が上手になれば・・とか、色々な話がありますけど、結局走り回るくらいの年齢になってしっかり体力を使えるようになれば、ほとんどの子供がぐっすり眠れるようになるんだと思うんです。

よく夜泣きのピークは8〜9ヶ月頃なんて育児本でも目にしますが、これって単純に、

体力ついてきたけど、まだハイハイしかできなくてエネルギー有り余ってる

って部分も大きいのでは?って勝手に想像してます。

なので、この時期長女がしっかり動き始めていたのは良かったのかなと。

しかし、歩き出していることで夜間断乳の際泣くと同時にかなりダイナミックに暴れるので、「ひたすら寝たふり」「ひたすらトントン」作戦などは、まだねんねの時期のほうがやりやすいと思われます(笑)

2〜3時間泣き続けるタイプなどは、「体力有り余ってる説」を疑ってみてもいいのかもしれません。

ちなみに8〜10ヶ月頃の夜泣きのピークに夜間断乳して、2〜3日でコロッと成功するパターンももちろんたくさんあるので、悪しからず。

②生活リズムが確立していた

第一子だったこともあり、長女はこの頃にはしっかりと生活リズムが整っていました。

朝7時頃起床→午前中からお出かけ→昼食後、13時〜13時半頃から約1時間半昼寝→夜20時頃就寝

と、大体こんな調子です。

毎日ほとんど同じリズムで過ごして同じ時間に寝ていると、「もうこの時間には寝る」と体が覚えているので、授乳無しでも寝るまでにかかる時間が短く済んだのではないかな、と思います。

③長時間眠れるポテンシャルは持っていた

寝つきが良いとか、眠りが浅いとか、睡眠のタイプって色々あると思うんですけど。

長女は新生児の間はものすごく夜泣きをして苦労したのですが、2カ月を過ぎたあたりから急に寝る時間が長くなりました。

2カ月半頃〜夜泣きが始まる6カ月頃までは、夜寝かしつけた後は4時5時あたりの朝方1回起きるだけになっていたのです。

反して第二子は、新生児期は楽に感じたものの、3ヶ月たっても4ヶ月たっても3時間毎くらいのリズムで夜中もフンフンと目覚め、その度に授乳で寝かしていました。

そしてそのまま、夜泣き期に突入。

長女しか知らなかった私は「あれ?あのぐっすり寝てくれる時期は・・えっ無いの?」と驚愕したと同時に、「この子は眠りが浅い子なんだ」と気付きました。

そして第二子の夜間断乳に苦戦したことから、もともと眠りが浅いタイプの場合は、授乳をなくしても夜中に何度か起きてしまう可能性が高いのかな、と思いました。

その上で振り返ってみると、3ヶ月ごろの様子からしても長女は長時間眠れるポテンシャルを持っていたんですね。

④意思疎通がなんとなく取れていた

まだまだおしゃべりはほんとどできませんでしたが、この頃こちらの言っていることはある程度理解してくれている感触がありました。

実際に夜間断乳の言い聞かせをしたことでその日の夜の反応が違ったので、一応心構えという点では良かったのかもしれません。

しかし、色々知恵がついたり執着が出る前にやめた方が良いという話もよく聞くので、これも良し悪しが分かれるとは思いますが。

⑤寝る前の習慣ができていた

授乳で寝かしつけている頃から、寝る前を絵本タイムにしていました。

絵本を読むことで寝るモードに自然と持っていけるのはとても良かったのかなと思います。

夜間断乳後の寝かしつけも、“絵本”にスムーズに移行できました。

しかし、後々になって寝かしつけの儀式は「何もしない」にしておけば良かったかも・・と思うに至るのですが。

それはまた、べつのお話。

⑥第一子のため、この子の寝かしつけに専念できた

これね。実際ほんと第一子の場合はどんなことになっても付き合えるんですよね。

ギャアギャア泣いていようと上の子が起きる心配などは無いですし。

寝かしつけスタイルも、絵本を読もうが抱きしめようが、自由自在です。

大体初日〜3日頃は特に最初の寝かしつけに神経を使うと思うのですが、長時間遊び始めたとしてもゆっくりそれに付き合ってあげられるのは第一子の特権かと。

あって良かった!夜間断乳で用意しておくべきアイテム

子供の好きなたべもの

夜頻繁に飲んでいた母乳がなくなることで、お腹が空くというのを何かで見て、用意しました。

しかし実際にお腹が空いているかどうかよりも、気分を変える上で役立つように感じました。

例えば号泣でどうにも収まらない時に、子供の好きなたべもの(ちょっとスペシャルなものだと効果的)を出し、それを食べてくれればしめたもの。

食べているうちに少し落ち着くので、うまくいけばその後の寝かしつけが仕切り直しやすいです。

おにぎりも用意しましたが、米つぶがボロボロこぼれやすいですし、そんなに子供のテンションが上がらないので、号泣時に出しても一蹴されました。

第一子、第二子ともに使いやすかったのは「かぼちゃとにんじんのお野菜パン」。(西松屋や、スーパーでも置いてたりするやつです。)

一口サイズで子供が手に持って食べやすいですし、少し甘いのでおやつ感覚なのも良いような気がします。

お茶や、何か好きな飲み物

恐らく初日は号泣する子の方が多いので、水分も用意しておいたほうが良いと思います。

子供によっては、飲み物を飲むことで落ち着いて寝てくれることもあるようです。

結局は、ママがやろう!と思った時がベストタイミング

長々と書き連ねましたが、結局これですよ。

乳首が痛いなりご飯食べてほしいなり夜寝たいなり夜泣きを減らしたいなり、理由は色々あれど「もう、やろう!」と思った時がベストタイミング。

ママが決めていいと思うし、むしろママにしか決められない。

よっぽどまだ授乳での栄養が必要な時期などは慎重になる必要がありますが、そうでなければやめたいと思った時がやめ時なんじゃないかと。

それで「あっ、やっぱり今じゃなかったかも」と思えば

やり直せばいいんです。

私は長女の時、

「やるからには、二度と引き返せぬ・・」と思ってました。

ネットなどで検索しても、「一度決めたら絶対にあげない強い意志で」とか出てきますし。

辛い思いをさせたうえ、やっぱり断念して子供を混乱させるのは一番かわいそうだ・・それだけはしちゃいけない・・とか思いつめてましたね。

でも、夜の断乳は子供の抵抗も強く、精神的にも肉体的にも大変なミッション。

一度でうまくいけばそれに越したことはないですけど、はっきり言って一番大変なのはそれに対応するママなんですから(協力的であればもちろんパパも)、子供への罪悪感とかまで考えなくていいんじゃないでしょうか。

ダメならまたリベンジすればいい。

夜間断乳をひかえたママに、早く清々しい朝が訪れますように。

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