こんにちは。
大事な赤ちゃんの体重が思うように増えないと、心配になりますよね。
成長曲線グラフなんてものがあるから見てしまうし、かといってその枠の中に入っていてもすごく下のほうとかだと気になるし、まして健診で指摘されたりした日にはめちゃくちゃ動揺しますよね。
私も第二子の際、体重について健診で指摘され、悩んだ時期があります。
だけど今では、息子は標準よりも小柄だけど、この子にとってはそれが“ちょうどいい”んだと思っています。
そんな「わが家の息子の場合」を、ひとつの参考までにお伝えしたいと思います。
息子の体重の変化(出生〜3・4ヶ月健診まで)
まず、息子が出生時の体重は3184グラム。
新生児から1ヶ月健診までの間の体重増加の目安は、1日25〜30グラムを目安に、と言われます。
そして息子の1ヶ月健診での体重は、4590グラム。出産から健診までの日数が35日あったので、1日の増加は約40グラム。
産後授乳に苦労した第一子とは違い、おっぱいも産後すぐからよく出ていたし、息子もしっかり飲めている感覚があったので、「よしよし、順調順調!」とひと安心。
さらに2ヶ月14日目に来た、市からの保健師さんによる訪問で体重を測ってもらった際は、5750グラム。
1日あたり約33グラムの計算になり、最初の伸び方よりゆるやかになっているものの、特に指摘されることはなく終わりました。
そしていよいよ運命の3・4ヶ月健診。行ったのは4ヶ月と11日目でした。
この時の息子の体重が6670グラム。
ここで保健師さんに「体重の伸び方が落ちてますね」と指摘を受けました。
息子の体重を増やしたい!その結果は?
それまで順調だと思っていたので、指摘を受けた時は驚きました。
グラフに落とし込んだ時に、ラインが下がっているのが気になるとのことでした。
実際に母子手帳のグラフで印を打ったものがこちらです。

最初に成長曲線の上の方の位置にいたとしたら、そのまま上の方の位置をキープしながら体重が伸びていくのが望ましいから、少しミルクを足してみたらどうかとのことでした。
特に母乳の出が悪くなっていた感じもなかったし、息子も今まで通りよく飲んでくれていたので、心の中で納得できないようなモヤモヤした気持ちを抱えつつ家に帰宅。
とはいえなんといっても息子の成長に関わることですから、その晩寝る前の授乳のあと、ミルクを追加することに。
そして数分後、事件が。
バッシャァァーーーーー!!!
息子が、ミルクを大量に吐き出したのです。
「えーーー!!せっかく飲んだのに、全部出しちゃったーー!!」
「お腹いっぱいだったのかも知れないし・・4ヶ月間ずっと母乳しか飲んでなかったからミルクが合わなかったのかも?」
そんなことを考えましたが、なにせとにかく今は体重を増やしたい。
保健師さんが言うグラフの理想ラインに戻したいという一心から、「もっと飲んでもらわなきゃ!」という気持ちに取り憑かれました。
そして私は夜に息子が眠りが浅くなってふにゃふにゃ言い始めた時などに、それまでなら少しトントンしたりすれば寝てくれていたところを、「今がチャンス」とばかりに授乳をするようになりました。
(ちなみにミルクはその後もう一度与えた時もダメだったので、やめました。)
しかし息子はそれほどお腹も空いていないためか、あまりグビグビ飲むことはなく。
逆に私のおっぱい側は「いるのね!?」「もっと欲しいのね!?」とやる気を出しちゃって、無駄に息子にミルクシャワーを浴びせるばかり。
そして息子の濡れた服の着替えやらに時間をとられ、睡眠を削りつつ頑張ったものの、息子の体重はやはり中央より下の位置をキープしていました。
だけどよく飲んでいるし、いたって元気。
「あれ?この子ってそんなに体格の良いタイプではないのかもしれない?」そんなことを思った時には、もう夜泣きの時期。
たいして欲しくもないおっぱいを睡眠中与え続けられた息子は、すっかり「添い乳でしか寝ない子」に変わり果てていたのでした。。
“先生の目線”と“親の目線”
健診が度々あって、先生や保健師さん、助産師たちはたくさんの子供達をみる中で「もしかしたら?」と気になることは言ってくれる。
よほど子供にとって気になる問題があれば、検査や再度病院に行って・・という話になると思います。
その上で、私達親の方は身近にいるぶん、ふだんの子供の様子を一番知っています。
「機嫌が良いか」「よく食べてるか」「おしっこ・うんちが出てるか」などなど。
先生の意見だけに左右されすぎず、自分の意見だけに頑なにならず、両方の目からバランス良く子供を見つめてあげられたらいいなと思ったのでした。