こんにちは。
突然ですが、「ガチャガチャ」ってなんかすごく響きがいいですね。
胸がワクワクする響き。小さい子でもすぐ覚えちゃう言いやすさ。誰が考えたんでしょう。
「ガチャポン」「ガシャポン」などの言い方もあるようですが、私はやっぱり「ガチャガチャ」がいい。
「ガチャガチャ」って言葉の“やかましさ”が、祭りのような賑やかしい楽しさを演出しているのかもしれない。
そんな、みんな大好きガチャガチャ。
小さなお子さんがいるご家庭では、そりゃもう行く先々でガチャガチャの誘惑と戦っていることでしょう。
スーパーのガチャガチャ前で熾烈な攻防を繰り広げる親子もよく目にします。
そう、子供はいつだってガチャガチャがやりたい。
だけど「いつでもガチャガチャOKよ」というおおらかな親御さまばかりではないはず。
言い忘れていましたが私はケチです。
実際家計に余裕は無いですし、いつでも優しく「いいよ!」とは言ってあげられません。
しかもガチャガチャの中身って、びっくりするぐらいしょうもないものが多い。
ケチな私は「これに300円出すなら、100均で好きなもの選んだほうがよっぽど良いもの買えるやん」と思ってしまう。
プラレールのガチャをやった時に、てっきり電車のどれかが出てくるかと思ったら小さい線路セットが出てきて衝撃を受けたことがあります。
ガチャガチャで出てくるミニミニ電車しか走らせることができないミニミニ線路。
「な・ん・も使えねぇ!!」
そんなこんなで、私は決めました。
ママのお金でガチャガチャはやらない。
「ガチャガチャをやる時もあればやらない時もある」となると、子供側としても諦めがつかないためいつでも戦いを挑んでくることになります。
だけど「ママのお金でガチャガチャはやらない」と断固決めてしまえば、そこに関して気持ちがブレることがなくなる。そしてその決意が確固たるものであれば、子供もそれを悟ります。
とはいえ、いくらしょうもないものが出てくるとしても、やはりガチャガチャには他に代えがたい楽しさがあります。
そう、ガチャガチャには夢がある。
どのガチャガチャにしようか。決めたら決めたでどれが出てくるだろうか。これが欲しいけど、こっちが出たらどうしよう。
そしてあのハンドルをガチャガチャ回す時の胸の高鳴り。
ガチャガチャのピークはあの瞬間にあると言っていいでしょう。
そのワクワクが乗ってこそのあのガチャガチャ価格。(大体300〜500円。)
例えそのワクワクピークの後、それらが家の床でゴミと成り果てようとも。
だって彼ら彼女らはガチャガチャでちっちゃい使えないおもちゃを買ってるわけじゃない。
ドキドキを買ってるんだから。
プライスレス。
そう考えると「ママのお金でガチャガチャはやらない。」と決めたものの、全然できないってのも可哀想。
うちは実家が遠いから、甘やかしてくれるじぃじばぁばも近くにいないし。
そこで、ガチャガチャをやる時は自分たちのお小遣いでやってもらうことにしました。
この子供お小遣い制度、我が家ではちょっとした時にもらったちょっとした(500〜千円とか)お小遣いなどを子供たちのポシェットにキャッシュインして、自由に使えるようにしています。
これがまぁ、めっちゃいいんです。
「ガチャガチャは自分のお小遣いでね」とか、「それはお小遣いで買ってね」と言えば、購入の決定権は自分から子供に移ります。
そうすることで無用な“これ買って・買わない攻防”を瞬殺で終わらせられますし、お金のお勉強にもなる。
このへんの我が家の子供のお小遣い事情については、また別でまとめたいと思います。
個人的にメリットしか感じなかったので、子供の物欲に疲弊している方には超絶おすすめしたいです。
ところで、「ガチャガチャ」と「お風呂のブクブク」って、玩具としてのワクワクの種類が似ている気がしますね。
どちらも子供の心を掴んで離さないところも。