こんにちは。凡主婦ムーと申します。
突然ですが、いつからきょうだいが一緒に遊ぶのか気になっている方はいませんか。
「下が生まれた時は大変だけど、いっしょに遊んでくれるようになると楽になるよー。」なんて。
そんな日が本当にくるのか?都市伝説?今を乗り越えさせるための優しい嘘?
きょうだいが全然仲良くしてくれず疑心暗鬼になっているあなたへ。
わが家のケースですが、上が5歳・下が3歳で過ごした今夏、劇的な変化が訪れました。
これは、都市伝説でも優しい嘘でもありません。わが家で起きた本当の話です。

きょうだい構成と、第二子出産後の様子
まず、わが家では第一子が女の子、第二子が男の子の姉弟きょうだいです。
約2歳半差で下が生まれました。
どちらかといえば面倒見たがりのお姉ちゃんなので、赤ちゃんの時は純粋に「赤ちゃんかわいい」と思っていた節があります。
いまでも弟の0歳時代の写真をたまたま目にした時などに、
「このころのぼんくん(弟)かわいいねぇ・・(遠い目)」
とか言ったりします。(今は・・?)
そんな感じで基本的には可愛がってくれていたので、生まれた時からめちゃくちゃに嫉妬して手がつけられないようなことにはなりませんでした。
ですが、一緒に遊べるかといえば小さい時には難しく、一人遊びをしない娘の「一緒に遊んで」攻撃を終始受けながらの、ぐずる乳飲み子の世話はやはり大変でした。
手がつけられない1歳半頃から、カオスに突入
0歳代はただの天使だった下の子が、動き出すにつれメキメキと頭角を現し、1歳半〜2歳半頃は本当にどうしようもない感じになっていました。
もうすっかり動けるけど、全然なにもわかってないし、怖いものもないし、どこでも行ってなんでもやっちゃう。(たぶん飛べると思ってた)
とにかく目が離せない下の子の後ろを追いかけながら、マシンガンのように話しかけてくる上の子の話も聞かねばならず、カオスと化しました。
スーパーとかね、地獄ですよね・・。
一番ケンカしていたのは4歳✕2歳のころ
ケンカというよりは、「上の子が怒りに任せて叩いたりして、下の子が泣き叫ぶ」みたいな典型的なきょうだいカオス状態ですね。
そんなことが一番多かったのは、上が4歳・下が2歳のあたりだったと思います。
「グーはあかんって言ってるやろ!!」
って、よく言っていた記憶があります。(関西出身のため、怒る時は関西弁になる)
いや、パーならいいわけではないんですけどね・・汗。
上の子は早生まれなので4歳になってまもなく年中さんになりましたが、年中の年は結構かんしゃくをおこすことが多く、なんとなく精神面で不安定だったように思います。
「4歳の壁」とか「天使の4歳」とか真逆のような話ですが、それだけ子供によって成長の仕方や反応は様々なんでしょうね。
娘にとっては、きっと内面が成長する過渡期だったのかもしれません。
とはいえ下の子が2歳になってそれまでよりも一緒に遊べることが増えていたのも事実です。
誰かと遊びたいタイプの娘にとっては、常に“弟”という遊び相手がいることで、公園や児童館などどこへ行っても遊び相手に困ることがなくなりました。
また下の息子にとっても、お姉ちゃんに遊んでもらうのは刺激的で楽しいもの。
プリキュアを見ながら一緒に踊ったり、微笑ましい場面がどんどん増えました。
しかし2歳だとまだ遊びのルールを下の子が理解できない事も多く、娘にとっては物足りなく、自分の機嫌や気分によって「遊んであげてる」という感じが強かったです。
5歳・3歳の夏、姉弟が親友になった
そしてついに今年、うちのきょうだいにとってのビッグバンが起きました。
息子が3歳になった今年の夏頃から、「きょうだいで遊ぶ」というもののステージが全く変わりました。
そう、「前より遊ぶようになったねー。」みたいなレベルではないのです。
「えっ、きょうだいで遊ぶってこういうことなの?」
「いままでとは世界が違う」
そう、いままでとは世界が違うのです。
きょうだいだけで、じっくり、ずっと遊んでるんです。
気付いたら私はずっと家事とか片付けをしていて、ふと「あれ?そういえば私全然言葉を発してない・・?」みたいなレベルなんです。
たまにやってきて、「セロテープちょうだい」とか言われるレベル。
あまりの嬉しい変化に、これは育児の神様がくださったコロナ禍ボーナスなのではないかと未だ疑っているほどです。
女の子と男の子で遊びは合うの?
これに関しては、基本的に上の子の遊びに下の子がついていく、というスタンスです。
うちの場合「ごっこ遊び」が基本ベースですが、その中でも息子が好きな電車や、戦隊ヒーローを登場させるなど、娘なりに一緒に楽しむための知恵は絞っているようです。
また、姉の英才教育のおかげか、息子もプリンセスやプリキュアが好きです。
姉という女王様のもとで育っているので、プリンセスやプリキュアは尊いものだと潜在意識に刷り込まれているのでしょう。
幼稚園に行くようになって少しは変わってくるかな?とも思いますが、まだ当分は姉主導の遊びで不満がでることはなさそうです。
きょうだいで遊ぶって、素晴らしい!
なにはともあれこれですよ。
きょうだいで遊んでくれるって、本当に素晴らしい!
家にいても二人で遊びを満喫できるようになったので、「どこかへ連れて行かないと!」という強迫観念がなくなりました。
あと、「子供2人からずっと話しかけられる」という状態から脱したのもかなり大きいです。
ずっと何かを要求されている状態というのは結構こちらの気力を奪っていきますので、これが激減したことでぐっと楽になりました。
それからなりより、二人でとんちんかんな話をしながら夢中で遊んでいる姿は、かなり微笑ましいです。
この感じはもう今だけなんだろうなと思うと、なんとも愛しいものがあります。
唯一にして最大の欠点
きょうだいで遊んでくれるようになって本当に良い事づくめなんですが、あえて欠点をあげるとすれば、これです。
それはもう、とんでもなく、
部屋が散らかる。
ここに目をつぶれば、本当にいいことばかりです。
目を、つぶればね・・。(薄目)
最後に
というわけで、わが家のきょうだいがしっかりと一緒に遊ぶようになったのは、5歳✕3歳だった。というお話でした。
このまま成長していけば、ふたりでお留守番してくれるような日も近いのかなぁという期待も感じつつ。
だけど娘が小学校にあがったら、今みたいに同じステージで遊ぶことは減ってくるのかな、という寂しさも覚えたり。
男女のきょうだいなので、いつかは距離が離れていく時がくるんだろうと思うと、今がとても貴重な時間に思えたり。
最後はなんだかぐっと年を取ったような気分で哀愁漂うコメントになってきてしまいましたが・・。
今ちょうど子供たちが一緒に遊んでくれなくて悩んいる方にとって、ひとつの参考や目安となれば幸いです。
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