こんにちは。
娘が1歳7ヶ月頃までは、昼寝はもっぱらベビーカーでした。
なぜならお布団に置いて寝かせると、起きてしまう子だったからです。
【家の布団で寝かせた場合】
そーっと置いて、そのまま寝かせることに成功
↓
しばらくするとフニャフニャ言いはじめる。
↓
再度寝かせるために授乳
↓
しばらくするとフニャフニャ・・以下略。
こうなるともう、「結局家事もなにもできやしない!!」。
そんな「せっかくの昼寝時間を有効に使えない状態」は、私の心を悲しみの淵に突き落とすことになります。
だって昼寝の時間って、メチャクチャ尊いじゃないですか?

1日にわずかに許された自分だけの時間。
この時間で心の落ち着きを取り戻して、夕方からの戦いに備えなければならない。
そんな貴重な昼寝時間を確保すべく、ベビーカー昼寝の日々を過ごしていました。
まずは当時の過ごし方を振り返ってみたいと思います。
1日のスケジュール
(6:00 〜9:30頃)
起床・朝の身支度
朝食・弁当作り
家事・夕飯下ごしらえ(できれば)
⬇
(9:30〜13:30頃)
朝の散歩もしくは児童館などへ出かける
児童館などでお弁当を食べ、食後もうひと遊び
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(13:30〜15:00頃)
ベビーカーで移動しながら寝かせる
フリータイム!!
⬇
(15:00〜16:00頃)
昼寝から起きたらもうひと遊びして、帰宅。
大体1日の流れはこんな感じでした。
フリータイム(昼寝時間)になにをする?
私は、この当時強い意思がありました。
それは、
昼寝の時間は自分のためだけに使いたい!!ということ。
これが2人目とかになると、そもそも上の子が昼寝しなかったりで起きていたりするんで、もう「昼寝タイムを楽しむー!」なんてわけにはいかなくなるんですが、それはまた別の話なので横に置いておいて。
私は、このベビーカー昼寝時間を「1人でお茶する時間」に決めていました。
コンビニのカフェスペースで過ごしたり、ドトールにもよくお世話になりました。
お茶しながら、携帯を見たり本を読んだり、この時間だけは自分だけのもの。
「家の玄関にベビーカーを置いて、自宅でゆっくりするでもいいんじゃないか?」と思われるかもしれません。
でも家だとなにかしらやることが目について家事をしてしまったり、娘を起こさないように息をひそめているのでなんだか落ち着いて満喫できないのです。
もうひとつ、昼寝の寝起きが非常に悪いことも大きな理由です。(子供って、朝の寝起きはいいのに昼寝の寝起きはめちゃくちゃ悪くないですか?)
外で寝かしていた場合だと、たとえ寝起きが悪くても風のようにベビーカーで移動し、公園などでもうひと遊びさせれば気分が変わって機嫌を直してくれるので、楽でした。
今にして思えば、毎日のように外で(たとえコンビニの100円コーヒーでも)お茶するなんて贅沢だなぁと感じますが、その当時の私にとってこの時間はすごく大事な時間だったと思います。
子供が増えればまた昼寝時間にできることも変わってきます。
だから、とりあえず慣れない育児に奮闘している1人目の昼寝タイムくらい、母のためだけの時間に使ったっていいんじゃないでしょうか?
いや、いいんです!!

1歳7ヶ月頃からは、布団で寝られるように!
そしてそんなベビーカー昼寝の日々にも変化が。
1歳7ヶ月に入ったころから、娘が布団でもぐっすり眠れるようになったのです。
思い当たる大きな原因は2つあります。
ひとつめは断乳が無事終わったこと。
断乳前は、寝ている途中でおっぱいを探して起きるということになりがちだったような気がします。
その時にベビーカーだと「まだ外か・・zzz」ともう一度寝てくれるけど、布団だと「おっぱいちょうだい!」になってしまっていたのではないかと。
もうひとつは子供の成長とともに、より動きが活発になったこと。しっかり体力を使うことで、深く眠れるようになったように思います。
この2つが大きな要因じゃないかと考えますが、布団でぐっすり寝てくれるようになって思ったこと。
「なにこれ・・最高じゃないの!!」
好きなお菓子を買っておいてお茶するもよし、落ち着いて家事をするもよし、いっしょに昼寝するもよし・・。
それまでほぼ1日外で過ごす生活でしたが、家でゆっくり過ごす時間の素晴らしさを思い知りました。
ちょうどその頃に第二子を妊娠したこともあり、つわりなどで体調が優れないことも多かったので、布団で寝てくれるようになったのはすごくありがたかったです。
最後に
うちの場合とは逆に、「ベビーカーだと寝ない子」の話も結構聞きました。
これはこれで、「外出中になかなか寝てくれないので困る」などの悩みがあるようですね。
私も当時は布団で寝ないことを大変に思ったこともありましたが、今となってはあの頃ベビーカーと娘を連れてあちこち歩き回った日々は、とても良い思い出です。
睡眠はほんとに子供によって様々なので、悩みや苦労はつきないと思います。
だけどそんな悩みや苦労が、いつか良い思い出になる日がきますように。
「うまく眠ること」さえできなかった頃を、いとしく思う日がきますように。